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2008年12月23日 (火)

緊急企画! 冬コミ発売前ARIA本はこうして作られた4

6 ネームを取り込んで、原稿用紙のレイアウトを整えた状態のものをプリントアウトしたら、それをトレースして下書きを作成します。
これは、原稿用紙にトレースするための、下絵にあたるものです。
ネームの絵は、レイアウトのあたりのようなもので、表現としては、細かい部分が描きこまれていません。
そこで、プリントアウトしたネームをトレース台にのせてあたりを頼りに本番向けの線画を書き込みます。
7 で、こちらがその例です。
右がネームのプリントアウト。左がそれをあたりに描いた下書き。
基本的に、まったく別物ですね・・
下書きの段階では、次の原稿用紙のトレースのため、できるだけ、不要な線はなくしつつも、書き込まなければならないため、人物や建物のあたり線は描かずに一気に描き込みます。まぁ、あたり線がどうしても必要な場合は、薄く描くか描いたあと消しておくとトレースの時に邪魔にならなくてすむと思います。
漫画の作画時間でいえば、この下書きがもっとも時間をかけています。どんなに急いでも、1日に3P~4Pが体力的に限界ですね・・
今回は、13ページありますが・・それでも、3日で下書きを終えています。
そして作画の最後は、原稿へのトレースです。いわゆるペン入れなのですが・・
私の場合、Gペンやらカブラペンで、カリカリ描いている時間が無いという制約上、0.3のシャーペンを使い、原稿用紙にトレースし、ペンの強弱は、複数回なぞったり、線に強弱を描いてしまいます。
原稿用紙にトレースする段階では、作画に疑問を抱いては時間内に印刷所へ納入する事ができないという時間的制約に阻まれるケースが良くあります。
そこで、全てのページをパーツごとにトレースし、一定のモチベーションをキープした状態で、作業をこなします。お勧めは、枠線→吹き出し→キャラクター→背景の順にトレースを行うと一定のリズムで作業ができるかと、複数のアシスタントがいる場合は、上の手順をそれぞれ担当させてもいいかも知れません。

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